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- BLOG by kiiro,logi -

日記、tips、創作メモ置き場。

先頭固定

2025年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

2025年11月新刊の入稿完了しました!&ブログの色味変えました

入稿しました!ので、本が出ます!

わーい!喜ぼう!

B5中綴じフルカラー28pと、A5中綴じモノクロ12pの2冊セット、1200円です。

あとでBOOTH(通販)のリンクを共有しますので、販売までお待ちください。

サンプル画像とお品書きは、以下のとおりです。
2025年11月お品書き
2025年11月お品書き

あと、ブログデザインの色味を変えました。

ではまた!

#イベント参加情報

お知らせ/イベント情報

2025年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

円城塔『Self-Reference ENGINE』を読んだ。

22編の連続しているようなしていないような掌編からなる短編小説。

特筆すべきなのは、「起承転結」や「序破急」の型に薄いことだろうか。

私もそういった小説を(意図せず)書くので、書き手として困る場面、つまり、「話の締め方」についてこの小説をもとに研究してみる。(下に続きます。)

章の最終行の内容の分類としては、以下の5つ。
  1. 詩的
  2. 呼びかけ(人物へ or 読者へ)
  3. 動作(〜する。 / 〜した。)
  4. 願掛け・願い(〜したい。/ 〜と願っている・信じている。)
  5. やれやれ系(メタも可能)

この中で、使用回数が少ないのは5番「やれやれ系」か。やれやれ系という言葉自体、通じなくなりつつあるかもしれないが。他の人物に呆れる以外にも、「救っちゃいますか、世界。」みたいな感じもこの系統だと思われる。

2番から4番は「行動・心情」とまとめても良いのだが、詳細にした。この中では「呼びかけ」が気の利いた洒落を挟みやすいか。「動作」は少し文章としては硬く、緊迫感も出せそうだ。「願掛け・願い」は、感情の見えなかった人物がやるとより効果的だろう。

1番の「詩的」というのは詩を書いたことがないとなかなか難しいところ。個人的に詩は小説より思想が出る媒体だと思うので、たまにやると解放感がある。

(簡単な)研究は以上。

読んだきっかけは、感想会で円城塔を教えていただいたことにある。その節はありがとうございました。

文章は基本的にしつこくなく、しかし重く、しっとりと湿った石に触れるような感覚。それでいて、温かさがある。

伝えたいことというのは分からなかったが、(人工)知能との距離の取り方は、祈りのように感じた。

さらっと読める気にはならず、じわじわ考えながら読み進めたので、カロリーは高いか。

小説脳(何事も小説っぽく世界を捉えてしまう脳)になりそうなので、しばらくは実用書を読む。

ではまた。たたむ


#本の紹介・感想

日記

おまけ本の執筆に入ります!(2025年11月新刊進捗)

メインの小説&イラスト本のファイルができあがりました!

小説とイラストは半々くらいで入っています。

イラストは書き下ろしあり。小説はそもそも初出しですね。

10月になったらお品書きを載せますね。

ということで、おまけ本を書いていこうと思います。

おまけ本は書き下ろし小説のみです。

「なんで小説?」と思われる方もいらっしゃるとは思うのですが、

今まで描いてきたイラストの人物たちには物語がくっついていたのです。

それを表現するイラストだったところもあり。

今回、(偶然の助言もありつつ、)物語を始めて、終わらせる算段がつきましたので、小説も含めて発表することにした次第です。

2025年11月の新刊は、上中下巻のうちの上巻です。

面白い本ができたと思います!ぜひ余裕のあるときにお手に取ってください!

そして、私の計画性がいかほどのものか、お見せしましょう!(2027年までに完結予定)

ではまた!

日記

紙本祭7のミニ企画募集終了と11月の新刊進捗

noteにも書きましたが、オンラインイベント紙本祭7でのミニ企画の参加者リストをイベント主催者様まで提出しました。

これでミニ企画の方は準備完了です。

お申し込みいただいたみなさま、ありがとうございました!

11月1日のイベント当日を楽しみにしております。

新刊の方のタスクは、イラストのpsd化(&修正)とおまけSSを書くか……書かないか……書くか……ぐらいのもので、あともう少し!です。

早いところあとがきを書きたい!上がりたい!このすごろくを!

そうは言っても、「私が欲しい本」を作っているので楽しいですよ。

「これ勝てるかも!」と思った瞬間思うように指が動かなくなる、そんな格ゲーあるある(?)が起こっているだけなんだ!

根を詰めるといけないのでセーブしつつ、ちょこちょこやっていきます。

#イベント参加情報

お知らせ/イベント情報

創作メモ:『サマーエンド』

サマーエンド
サマーエンド


BEAT CRUSADERSの『SUMMEREND』という曲がありまして。

今から15年くらい前に、その曲を元にしたアニメーションのネタを思いついたんですが、長らくそのままで。

で、そのネタを絵にしたのがこれです。

早月くんがだいだらぼっちになって、海でちゃぷちゃぷしています。

アイデアとしては文字でマスキングするのを思いついて、それでこのネタを引っ張り出してきた感じです。

描いていて思いましたが、おそらく昔の私ではこれを描けなかったでしょう。

向上心がなくとも、15年あれば描けるようになるのかもしれません。

ではまた!

#イラスト振り返りメモ

創作メモ

2025年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ミニ企画を主催します(紙本祭7)

オンラインイベント『紙本祭7』にて、ミニ企画を主催することにしました。

というのも、私の出す新刊がライトBL(ブロマンス?)小説+女の子もそこそこいるイラスト集で、ジャンルが…ジャンルが分からん!となったからです。

なので、BL企画にしました。BL作品を扱う人で島を作ろうという企画です。

えいやっ!って感じでやりました。

詳しい内容はこちらのnote でご覧ください。

それじゃ、わしは今日は本を読むぜよ!さらばじゃ!

#イベント参加情報

日記

進捗:2025年11月の新刊できそう!(たぶん)

11月のオンラインイベント『紙本祭7』に出す新刊が7割ほどできました。

小説とイラスト集が1冊にまとまった本になる予定です。

小説は8000字弱ほど。イラストは8ページ以上を予定しています。

この後イラストを何枚描けるかによって、ページ数が変わります。

作業としては、①小説の修正、②表紙などのデザイン、③イラスト制作の優先順位で進めていきます。

小説はブロマンス的な……なんていうの?ライトBL?なんか……なんかそんな感じです。女の子も出てきます。家族の話です。

イラストは女の子もまあまあいます。

ということで、がんばったなあ。もう少しやろう。

がんばりはしてるんですけど、楽しいからやってるのでね。楽しくやります。

そんな感じで、ではまた。

日記

創作メモ:『一家のポートレート』
一家のポートレート
一家のポートレート

かなりの短期間で描き上げた絵です。

真ん中の早月くんは喉仏こそないものの、ちょっと骨ばった手にしました。中性的な感じで。

右の佐代ちゃんの手と、左の周防くんの手(見切れてますが)と、3人の手を対比させて描きました。

早月くんは首の太さで「男の子かも?」みたいな感じになると良いなと思いました。願い。

この3人は同じ家に暮らしていて、まるで家族のようです。その雰囲気をポートレートにしました。

今書いている小説もそうなんですが、佐代ちゃん(右)がいないとねっちょりしてしまうので、彼女には頭が上がりません。

そういえば、この間に設定画をサイトに載せていたのですが、それもブログに載せようかな。

ではまた!

#イラスト振り返りメモ

創作メモ

2025年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

創作メモ:『そこの男子!』制作過程
制作過程。左上から始まって、右中央が完成です。
制作過程。左上から始まって、右中央が完成です。

(左上:ラフ1、左中央:ラフ2、左下:線画、右上:色塗り、右中央:完成)

今回は、いったん全部自分の手で描きつつ、最後にAIを参考にして修正していくやり方で描きました。

具体的に言うと、ChatGPTには英語のセリフの翻訳をお願いしたのと、

一度全部クリスタで描いてから、色塗りレイヤーと線画を分けて、copainterに読ませて画像を生成してもらい、それを参考画像としてサブモニター(スマホ)に表示させつつ、また自分で修正していきました。

copainterの画像からは、真ん中の子(早月くん)の鼻の影と、1番右の子(佐代)の手のひらの影、左から2番目のお姉さん(マリー)のシャツの影あたりを参考にしました。

キャラが多かったので、画像生成としては難易度が高かったかもしれません。

ただ、早月くんが後ろを向いているというのは、お尻のあたりの描写からAIもそう解釈してくれたようでした。でもプリけつは却下しました。

ラフでは、めちゃくちゃ早月くんの顔を描き直した記憶があります。

色塗りしながら、クリスタの「色調調整レイヤー」で色味を調整していきました。それで完成の色味になります。

自分で手を動かすのは好きなので、このやり方が良いかな。全部自分で描くけど、能力的に足りていないところは機械の手を借りる。

あと、セリフのフォントは紙に印刷するときに直すと思います。

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実は、AIで補助してもらいながら描くのは2回目です。

以前描いた絵で、「銀河(天の川)の背景画像」が必要だったので、そのときにPhotoshopの画像生成機能を使用したのが初めてです。

別に(特に画像での)AI利用に否定的な人たちがいなくなったわけでもないのですが、その人たちに気を遣って、しれっとAIを使って何も言わない現状もなんだかなあ、変なハウスルールで嫌だなあ、じゃあここで書いたろ。

と思って、書きました。

暑くなってきましたね。みなさんどうかご自愛ください。
それではまた。

たたむ


#制作過程

創作メモ