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日記、tips、創作メモ置き場。

No.21

折本の作り方を説明します。

ネットプリントで頒布している、A7サイズ16ページ折本の作り方を説明します。

この折り方は、井上のきあさんの『BOOKBINDING at HOME』という同人誌でご紹介されていた折り方です。
井上のきあさんのこちらのnote でも、ネットプリントで本を作る際の折り方などについて記事にされています。
こちらの折り方を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

以下の折り方の説明は上記でリンクした記事と内容が被りますので、
どちらか見ていただければ十分です。

一応、私のブログに来た方のために説明を残します。

こちらから説明の全体が開けます。↓

説明のために、少し前に撮った写真を添えています。
実際に頒布しているものと内容が微妙に違っていますが、ご了承ください。

1.こんな感じで机に置きます
1.こんな感じで机に置きます

1.まず、表紙を裏にして机に置いてください。ここから折っていきましょう。
   折り目はきっちり付けると綺麗に仕上がります。
   軽く折ったあと、定規などで折り目をつけると良いでしょう。

2.半分に折ります
2.半分に折ります

2.その状態から半分に折ります。2列×2列の4ページ分が見えています。
    表紙はまだ裏面にあります。

3.さらに半分に折ります
3.さらに半分に折ります

3.さらに半分に折ります。
   写真には次の作業の折り目が先んじてついていますが、気にしないでください。

4.最後の折り
4.最後の折り

4.最後の折りです。ここで裏表紙が表面に出てきます。

5.ホチキスで留めます
5.ホチキスで留めます

5.ここでホチキスで留めます。折り目に沿って留めましょう。
   表紙と裏表紙を表に向けて、写真のように真ん中上側と下側で2箇所留めます。

6.留めた後はこんな感じです
6.留めた後はこんな感じです

6.留めた後はこんな感じです。これは裏面から見ている写真です。
   本の形にはなりましたが、このままだと開けないページがあるので、
   カッターを使ってページを切り離していきましょう。

7.本の天の部分をカッターで開いていきます
7.本の天の部分をカッターで開いていきます

7.本の上の部分のくっついているところを、カッターで開いていきます。
   封筒の封を開けるようにして、カッターを入れます。
   開く箇所は2〜3箇所くらいです。

8.小口部分をカッターで開いていきます
8.小口部分をカッターで開いていきます

8.本の横(小口側)部分も、先ほどと同じようにカッターで開いていきます。

9.本にはなりましたが、余白部分が残っています
9.本にはなりましたが、余白部分が残っています

9.ここまでの作業で、全てのページを開けるようになりました。
 ただ、印刷時の余白部分が残ってしまっています。

10.本の地部分の余白をカッターで切り離します
10.本の地部分の余白をカッターで切り離します

10.まず、本の下(地)部分の余白をカッターで切り離します。

11.本の小口部分の余白をカッターで切り離します
11.本の小口部分の余白をカッターで切り離します

11.次に、本の横(小口側)部分の余白もカッターで切り離します。

12.本の天部分を数mmカッターで切り、整えます
12.本の天部分を数mmカッターで切り、整えます

12.最後に、本の上(天)部分をカッターで数mm切り、整えます。
    上がガサガサしていたり、中表紙が本文ページに巻き込まれていたりするので、
    その分を数mm切り取ってしまいましょう。

13.完成です!
13.完成です!

13.以上で完成です!

こんな感じで作れます。ぜひ作っていただけたら嬉しいです。たたむ


#折本の作り方

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