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日記、tips、創作メモ置き場。

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読書メモ『雨の日の心理学:こころのケアがはじまったら』

東畑開人 著、『雨の日の心理学 : こころのケアがはじまったら』を読みました。以下はその感想です。

(本のまえがき部分が、noteで公開されています→https://note.com/kadobun_note/n/nfdb92d1...
(Amazonのページはこちら→https://amzn.asia/d/hrUmVc1

タイトルに「雨の日の」とあるのは、元気がないときの、とか、こころの調子が悪いときの、という意味でしょうかね。

私の周りでも、この本に書かれているような、ケアが必要になった場面がありました。ある人の行動が問題になった。

私もおせっかいをしたり、その人の話をきいたりしてはいたのですが、同時に、この小さな環境だけでケアしきれることではないとも思っていました。

結果は結果としてあったのですが、良い結果なのか、悪い結果なのか、今でも分かっていません。

この本を読んで分かったのは、あのとき私は確かにケアをしようとしていたということです。

とにかく私は血の気が多く、喧嘩とあらば喜び勇んで飛び出していくタイプで、そのときも、その問題にぶつかるだけぶつかってみようという気持ちではありました。

実際には、ゆるやかに、おせっかいから始めたつもりですが、周りがどう感じたかは謎です。というのも、周りは既に、その問題については諦観していたからです。(後で、ねぎらいの言葉はかけてもらえました)

こころとこころのやりとりとか、傷と傷のやりとり、というようなこと(私の意訳が入っています)がこの本に書かれていましたが、そのとき、まさにそれが起こっていました。

ケアとして、何の知識もない素人がやったことではありました。客観的に見て、大方の部分において、それが失敗であった可能性は高いでしょう。

でもまさに、私はあのとき、ケアをしようとしていた。

状況として、残された時間は短く、素人ながら、「こころの天候」が急に良くなるなんてことはないと感じていました。だけど、違う誰かがこの人にケアをしてくれるとは、到底思えなかった。

私もこの一点において、孤独ではありました。そして、渦中のその人にとってはこの一連のことは、大変な大嵐であったことでしょう。

感謝もありましたが、困惑もありました。

私はあまりに稚拙でしたし、その上、時間までありませんでした。だけど、そのときできることはここまでであったと、この本を読んで思ったのです。

次のケアがはじまったとき、私は再度、この本を開くでしょう。

また、普段交わしている会話が、もとより相互に行われるケアである、というのも、実感するところではありました。

話が雑多になりました。

とても良い本でした。子育て中の方や、家族の介護をしている方などには特に、有用な発見を与えてくれるものと思います。

また、ここに言う「ケア」に関係がない人でも、読んで癒される部分があると感じます。

離れて住む家族に、この本をプレゼントしようかな。

以上、感想でした。

ではまた。たたむ


#本の紹介・感想

日記

2023年振り返り、買ったイラスト参考書、音楽とか

今年はサイトの開設をしたり、オンラインイベントに出たりしました。
みなさんあたたかく見守っていただいてありがとうございました。

私は来年もお絵描きしますので、暇だったらたまに見に来て下さい。

基本的に私は過去の記憶があまりない(し振り返っても特に感慨がない)ので、
振り返り記事は書かないかなと思っていたのですが、
今朝何気なく目に入った「書いた方が良いですよ!」というブロガーの方の言葉を
真に受けてこれを書くことにしました。

まずは、今年買ったイラスト関係の参考書で良かったものでもまとめます。
(発売日順)
  • 『デザイン視点でイラストを描く : 伝えたいことが伝わる29のヒント』mashu著
  • 『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』吉田誠治著
  • 『悪役男性の描き方 : 凄みのあるミドルエイジたち』Majesty著、金智恵訳

一つ目の本は感想を記事にまとめているので割愛します。

『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』は基本的に厚塗りでの解説がされていますが、
厚塗り以外の描き方にも応用できるテクニックがたくさん載っています。

『悪役男性の描き方 : 凄みのあるミドルエイジたち』は、
「筋肉質だけどお腹が出ている男性の体型」について解説があって良かったです。
中高年男性の描き方特化の本で、体型、顔の造形、服装などの作例が載っています。

気になったら本屋とかでチラ見してみて下さい。

音楽で言えば、学生時代からずっと好きなArmin van Buurenが、
今年も変わらずコンスタントに作品を出していて、あまりにも偉いなと思いました。

私も嫌にならない程度にやっていこうと思います。

それではみなさん、良いお年を。

私は新年用のイラストを仕上げます。
また会いましょう。

#今年の振り返り

日記

『デザイン視点でイラストを描く 伝えたいことが伝わる29のヒント』(mashu 著、玉置淳 監修、マール社)が良かったので紹介。

「デザイン知識をイラストに落とし込む方法」が書かれた本です。
特に、デザインを学んだことのない方におすすめの本です。

デザインを学んだことのある方も、基本に立ち返る本として読めます。
図解多め、文章量少なめで、読みやすいです。

マール社での、この本の紹介ページ(外部リンク)はこちら。

以下にもう少し詳しい感想を記します。

本を読んで、特に「アイディア出し」と「構図」について、そして、
「それらを考えるのに必要なデザインの基礎知識」の解説が参考になりました。

デザインの基礎知識の解説は、実践に移る前の前置きを丁寧に行い、
次にその知識を使った実例を提示する形となっています。

ただ、専門的な学校で授業を受けるよりは、流石に一足飛びになってしまうので、
最初は、「要点をつまみたいけど、要素が多いな〜」と感じるかもしれません。

でも、「この本を読んで興味を持ったから、グラフィックデザインの本を読んでみる」
という動線があり得るので、その点でとても有意義な本です。

私も、「イラストを描くなら、デザインの知識はあった方が良い」と考えています。

必ずしも、デザインの考え方を元にイラストを描く必要はありません。

しかし、デザインを学ぶことによって、イラスト制作において、
「意図しないノイズや不協和音をコントロールする」ことができると思っています。

これについて、この本では『理論』と表されていますが、
理論というのは、かけられた魔法を解いてしまう理屈ではなく、
誰にでも魔法を使えるようにする理屈だと私は考えています。

今回この本を読んで、デザインの基本に立ち返ることができました。
それを頭の隅になんとな〜く置きつつ、うまいことやっていけたらな〜と思います。

余談ですが、この本で一番好きだったのは、
「1年に1枚でも絵を描けばそれは『継続』になるのです。」
と書かれているところです。

なかなかこれを堂々と言ってくれる指南書もない気がします。
のんびりしたところもありつつ、お絵描きの体幹も鍛えてくれる良書だと思います。

気になった方は、ぜひ上記の出版社のサイトから本の内容をチラ見してみてください。
Amazonよりは出版社のサイトの方が、例として載っているページが豊富です。

それではまた。たたむ


#本の紹介・感想

日記

ピクスク・ピクブラ等GMW運営サービスへの不正アクセスの件

今回の不正アクセス等について、piyokangoさんのブログ『piyolog』
に情報がまとめられていたので、こちらでシェアします。
詳しい対策の方法や時系列の情報がまとめられていて、参考になりました。

秋の気配がして来ましたね。夏の疲れが出てくる頃なので、ご自愛ください。

日記

プロになりたいわけではないけど、模写は楽しいって話

最近、参考にしたいイラストの模写をし始めました。

模写って、イラスト教本では推奨されることの多い絵の練習方法なのですが、
私は、今までイラストの模写はしたことがありませんでした。

これが結構楽しいですね。自分では描きようがない絵を描けるので。
模写の巧拙は全く関係なく、ただ粘土をこねくりまわす時間が楽しいです。

なんで今までやらなかったのか、
なんで今やるようになったかというのを、以下に長々と述べます。長々と。

#創作日記

今まで、写真の模写とか、デッサンとか、クロッキーはやったことがありました。
特にデッサンは真面目に学んだ時期があり、多少できるかなって程度です。

子どもの頃は、漫画のページの上に紙を乗せて、上からなぞったりしていましたが、
漫画やイラスト自体の模写というのは、したことがありませんでした。

今までイラストの模写をやらなかった理由は大きく二つあって、

まず一つは、

小学生の頃に、イラストの模写がとても上手な上級生がいたのですが、
毎回模写だけ提出されていて、その人のオリジナルのイラストを見たことがなく、

そういう「専門の人」なのかなって、なんだか怖く感じていたからです。

ここでの「怖い」の内訳は色々あるんですが、
まあ、そこで、模写って、表現したいものがない人がやるのかな、とか、
ここまで完璧にやらなくちゃいけないのかな、とか、

子どもながらに、なんだかなあと(悔しさ混じりに)考えてしまったんです。

(その上級生は模写が楽しくて模写ばかりやっていたんだろうと思うのですが、
そんなに上手いなら、オリジナルも見せてくれよ!という気持ちでした。)

もう一つの理由は、

冒頭でも述べた、「イラスト教本が結構推奨してくる」というのがあって。

世の中には、(私のように、)
「イラスト教本は買うけど、別にイラストで食っていきたいわけではない」人も、
いるんじゃないかと思います。

そこで、更に、「他人に真っ当に勧められると、やりたくなくなる」ひねくれ者は、
もう、ダメなわけですよ。上手くなりたいなら模写がおすすめ!なんて言われると。

「じゃあ教本なんか買うなよ!」って思う方もいらっしゃるでしょうが、
教本を買ったからには、素直に上手くなる努力をしなくてはならないということも、
ないんです。これが。(ひねくれ者)

楽しいから(アマチュアで)絵を描いているので、
楽しくなさそうだったら、いくらでも筆を置いて良いんです。

というわけで、やる理由もないし、やらない理由はあるという感じでした。

で、なんで今やってるのかというと、

絵が上手な人が「模写いいよ〜、おすすめ〜」と言ってネット上に載せていた模写が、
思ったよりラフで、「あれっ?これくらいならできそうだぞ」と思ったからです。
(ひねくれ者の上に、現金ですね。)

そこで、早速模写をしてみて分かったのですが、

模写は、クロッキーのような感じで、ラフなままで終えても、
もう少し詰めて、デッサンのように描いても、どちらでも良いんですよね。

もともと、模写は他人に見せるものではないので、ラフにやったからと言って、
何も問題はないわけです。言葉の定義はそれぞれあるかもしれませんが。

絵が上手くなりたいなら、また違うかもしれません。
ただ、楽しくやれる範囲で描くなら、何でも良いんです。

とにかく、自分では思い付かない絵が描けるのが楽しい。

ちなみに、模写したものをネット上に載せることについては、
インターネット超人になって、全ての善悪と全てのリスクが見えるようになってから、
そこで初めて検討してみるのが良いでしょう。

ということで、描いた模写は見せられないのですが、
非常に楽しくお絵描きしておりますよ!

自作品のアイディアが煮詰まっていないときは、
模写をやっていくっていうのも、良いかもしれませんね。

つらつら述べましたが、最近はこんな感じです。
また一次創作の方も(楽しそうになったら)描いていきますよ〜。

それでは、またお会いしましょう。たたむ

日記

エアブーオリジン001振り返り

イベントお疲れ様でした!
ネットプリントの期限が昨日までだったので、今日振り返りをします。

色々慣れなかったですが、なんとか乗り切ることができました。
助けていただいたり、作品を見ていただいたりして、本当にありがとうございました!

振り返ると、くるっぷに登録してすぐのあたりにイベントの開催告知がありました。
そこから月2ペースで絵を完成させつつ、Webサイトを作ったり、折本を作ったりしていて、仕事しつつ、家事もこなしつつ……で、それをやるとどうなるかっていうのが分かって、とても良かったです。

この3ヶ月間、かなり頑張っていましたが、体調を崩すことなく続けられました。
春ごろから生活環境が改善されて、精神的にも肉体的にも、以前より余裕があったのが大きいです。

イベントに参加しようと思ったのは、前から一度は出てみたいと思っていたのと、
くるっぷで一次創作の絵を投稿し始めたので、じゃあこの際……という感じでした。

有難いことに、くるっぷやWaveboxで反応いただいておりまして、嬉しい限りです。

これからも、長く続けることを目標にのんびりやっていきますので、よろしくお願いします。

日記

近況:折本のデータ作成とか、頒布物決定

折本データサンプル
折本データサンプル


最近は、折本のデータ作成や大掃除をしています!
今年のゴールデンウィークは掃除・洗濯日和の日が多くて良いですね。
あとは、もう1枚絵が完成したら完成です。

(※このサンプルに載っている絵で、まだ投稿してないのが未完成のものです。)

折本以外の頒布物は、ハガキ印刷(ポストカード)3種に決定しました。

L判印刷だと、セブンイレブンのネットプリントだと個別で選んで印刷できないのと、
色味がうまく出せなかったので、そちらで行きます。

また、折本の製本にはステープラー(ホチキス)が必要だと書いていたのですが、
中綴じ製本ができるステープラーの方がやりやすそうです。

以前の投稿の該当部分を少し修正しました。
先に準備した方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

創作活動の進捗は以上です。

すっかり春になりましたね。体の調子に余裕が出てくると、
今まで気が付かなかった精神面の不調が出てきたりしますので、
精神的なリフレッシュもしつつ、マイペースでやりましょうね。

日記

近況:イベント参加の内容とか進捗とか。

イベント参加のお知らせにて、頒布物?の内容は軽くお話ししていましたが、
ある程度内容が決まってきました。以前のお知らせからの変更も少しあります。


折本は、A4サイズの両面印刷をしていただき、16pのイラスト本になる予定です。
製本は、印刷していただいた方にお願いすることになります。(作り方は近日公開)

折本を製本していただく際に、事前に準備が必要なものがあります。
カッター中綴じ製本ができるステープラー(ホチキス)定規です。

カッターマットもあると良いかもしれませんが、
不要な雑誌、またはコピー用紙を重ねたものでも代用できるので、
なくても行ける時もあります。


その他のネットプリントの登録物は、今のところ(仮にですが)
L判サイズのイラスト2種と、(間に合えば!)2L判サイズのイラスト1種となります。

セブンイレブンで写真サイズの印刷をしたことがないので、
試しに印刷してみてから判断しようと思います。

うまくいかなかったら、はがき(ポストカード)3種になると思います。
全種類印刷したら200円か300円ぴったりになるようにしたいので。

もしかしたら展示はなしで、ネットプリントのみかもしれません。
展示がない場合というのは、イラストが早く出来上がった場合ですね。


頒布物に関してはどうとでもなりそうなのですが、
ピクリエの方で私が会場に入れない(PC、スマホともに)という問題がありまして。

これについては問い合わせ中なのですが、
ピクリエの場合、会場に入れなくてもお品書き等は見られますので、
最悪それで(イベント開催者の方でOKなのであれば)行こうと思います。

そんな感じです。順調に行くと良いなあ〜!?

日記