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- BLOG by kiiro,logi -

日記、tips、創作メモ置き場。

No.26

プロになりたいわけではないけど、模写は楽しいって話

最近、参考にしたいイラストの模写をし始めました。

模写って、イラスト教本では推奨されることの多い絵の練習方法なのですが、
私は、今までイラストの模写はしたことがありませんでした。

これが結構楽しいですね。自分では描きようがない絵を描けるので。
模写の巧拙は全く関係なく、ただ粘土をこねくりまわす時間が楽しいです。

なんで今までやらなかったのか、
なんで今やるようになったかというのを、以下に長々と述べます。長々と。

#創作日記

今まで、写真の模写とか、デッサンとか、クロッキーはやったことがありました。
特にデッサンは真面目に学んだ時期があり、多少できるかなって程度です。

子どもの頃は、漫画のページの上に紙を乗せて、上からなぞったりしていましたが、
漫画やイラスト自体の模写というのは、したことがありませんでした。

今までイラストの模写をやらなかった理由は大きく二つあって、

まず一つは、

小学生の頃に、イラストの模写がとても上手な上級生がいたのですが、
毎回模写だけ提出されていて、その人のオリジナルのイラストを見たことがなく、

そういう「専門の人」なのかなって、なんだか怖く感じていたからです。

ここでの「怖い」の内訳は色々あるんですが、
まあ、そこで、模写って、表現したいものがない人がやるのかな、とか、
ここまで完璧にやらなくちゃいけないのかな、とか、

子どもながらに、なんだかなあと(悔しさ混じりに)考えてしまったんです。

(その上級生は模写が楽しくて模写ばかりやっていたんだろうと思うのですが、
そんなに上手いなら、オリジナルも見せてくれよ!という気持ちでした。)

もう一つの理由は、

冒頭でも述べた、「イラスト教本が結構推奨してくる」というのがあって。

世の中には、(私のように、)
「イラスト教本は買うけど、別にイラストで食っていきたいわけではない」人も、
いるんじゃないかと思います。

そこで、更に、「他人に真っ当に勧められると、やりたくなくなる」ひねくれ者は、
もう、ダメなわけですよ。上手くなりたいなら模写がおすすめ!なんて言われると。

「じゃあ教本なんか買うなよ!」って思う方もいらっしゃるでしょうが、
教本を買ったからには、素直に上手くなる努力をしなくてはならないということも、
ないんです。これが。(ひねくれ者)

楽しいから(アマチュアで)絵を描いているので、
楽しくなさそうだったら、いくらでも筆を置いて良いんです。

というわけで、やる理由もないし、やらない理由はあるという感じでした。

で、なんで今やってるのかというと、

絵が上手な人が「模写いいよ〜、おすすめ〜」と言ってネット上に載せていた模写が、
思ったよりラフで、「あれっ?これくらいならできそうだぞ」と思ったからです。
(ひねくれ者の上に、現金ですね。)

そこで、早速模写をしてみて分かったのですが、

模写は、クロッキーのような感じで、ラフなままで終えても、
もう少し詰めて、デッサンのように描いても、どちらでも良いんですよね。

もともと、模写は他人に見せるものではないので、ラフにやったからと言って、
何も問題はないわけです。言葉の定義はそれぞれあるかもしれませんが。

絵が上手くなりたいなら、また違うかもしれません。
ただ、楽しくやれる範囲で描くなら、何でも良いんです。

とにかく、自分では思い付かない絵が描けるのが楽しい。

ちなみに、模写したものをネット上に載せることについては、
インターネット超人になって、全ての善悪と全てのリスクが見えるようになってから、
そこで初めて検討してみるのが良いでしょう。

ということで、描いた模写は見せられないのですが、
非常に楽しくお絵描きしておりますよ!

自作品のアイディアが煮詰まっていないときは、
模写をやっていくっていうのも、良いかもしれませんね。

つらつら述べましたが、最近はこんな感じです。
また一次創作の方も(楽しそうになったら)描いていきますよ〜。

それでは、またお会いしましょう。たたむ

日記