カテゴリ「日記」に属する投稿[14件]
おまけ本の執筆に入ります!(2025年11月新刊進捗)
メインの小説&イラスト本のファイルができあがりました!
小説とイラストは半々くらいで入っています。
イラストは書き下ろしあり。小説はそもそも初出しですね。
10月になったらお品書きを載せますね。
ということで、おまけ本を書いていこうと思います。
おまけ本は書き下ろし小説のみです。
「なんで小説?」と思われる方もいらっしゃるとは思うのですが、
今まで描いてきたイラストの人物たちには物語がくっついていたのです。
それを表現するイラストだったところもあり。
今回、(偶然の助言もありつつ、)物語を始めて、終わらせる算段がつきましたので、小説も含めて発表することにした次第です。
2025年11月の新刊は、上中下巻のうちの上巻です。
面白い本ができたと思います!ぜひ余裕のあるときにお手に取ってください!
そして、私の計画性がいかほどのものか、お見せしましょう!(2027年までに完結予定)
ではまた!
メインの小説&イラスト本のファイルができあがりました!
小説とイラストは半々くらいで入っています。
イラストは書き下ろしあり。小説はそもそも初出しですね。
10月になったらお品書きを載せますね。
ということで、おまけ本を書いていこうと思います。
おまけ本は書き下ろし小説のみです。
「なんで小説?」と思われる方もいらっしゃるとは思うのですが、
今まで描いてきたイラストの人物たちには物語がくっついていたのです。
それを表現するイラストだったところもあり。
今回、(偶然の助言もありつつ、)物語を始めて、終わらせる算段がつきましたので、小説も含めて発表することにした次第です。
2025年11月の新刊は、上中下巻のうちの上巻です。
面白い本ができたと思います!ぜひ余裕のあるときにお手に取ってください!
そして、私の計画性がいかほどのものか、お見せしましょう!(2027年までに完結予定)
ではまた!
進捗:2025年11月の新刊できそう!(たぶん)
11月のオンラインイベント『紙本祭7』に出す新刊が7割ほどできました。
小説とイラスト集が1冊にまとまった本になる予定です。
小説は8000字弱ほど。イラストは8ページ以上を予定しています。
この後イラストを何枚描けるかによって、ページ数が変わります。
作業としては、①小説の修正、②表紙などのデザイン、③イラスト制作の優先順位で進めていきます。
小説はブロマンス的な……なんていうの?ライトBL?なんか……なんかそんな感じです。女の子も出てきます。家族の話です。
イラストは女の子もまあまあいます。
ということで、がんばったなあ。もう少しやろう。
がんばりはしてるんですけど、楽しいからやってるのでね。楽しくやります。
そんな感じで、ではまた。
11月のオンラインイベント『紙本祭7』に出す新刊が7割ほどできました。
小説とイラスト集が1冊にまとまった本になる予定です。
小説は8000字弱ほど。イラストは8ページ以上を予定しています。
この後イラストを何枚描けるかによって、ページ数が変わります。
作業としては、①小説の修正、②表紙などのデザイン、③イラスト制作の優先順位で進めていきます。
小説はブロマンス的な……なんていうの?ライトBL?なんか……なんかそんな感じです。女の子も出てきます。家族の話です。
イラストは女の子もまあまあいます。
ということで、がんばったなあ。もう少しやろう。
がんばりはしてるんですけど、楽しいからやってるのでね。楽しくやります。
そんな感じで、ではまた。
TeXをmacOSに導入しました(日記)
同人誌を作る。のはいいけれど、DTPソフトは高価で、クリスタは心許ない。
なんて考えていたら、「小説同人誌をTeXで作る」記事がXで流れてきました。
理系論文を読む機会があり、TeX(LaTeX)の存在は知っていたのですが…。
一冊数百円の同人誌を作るため、Adobeに月額数千円を払うのも癪なので、この際「オールカラーイラスト本をTeXで作れるのか」試してみよう!
ということで、入門書を買いつつ、macOSにTeXをインストールしてみました。
TeXはオープンソースの組版ソフト。なので無料です。
かかった値段は(入門書代のみで)4000円弱ほど。
その入門書も中身が充実しており、大満足の買い物でした。愛読書にしよう。
(macOSにインストールする場合はひとつだけ注意点があるものの、感覚としてはPCゲームのMOD導入みたいな感じでした。)
コマンドを入力してテキストベースで組版するので、文章の少ないイラスト本は初心者にうってつけ…(?)と思いたいです。
自分、HTMLとCSSは書いたことあります!それだけですが……それだけです!
それだけでいいソフトであって欲しい。
印刷所に見積もりがてら聞きたいこともありますが、当面は慣れるためにも色々いじってみようと思います!
------------
20冊の小説同人誌を作った経験から語るTeXの良いところ:https://tadeku.net/94393/
『LaTeX美文書作成入門 改訂第9版』奥村晴彦, 黒木裕介著 / 技術評論社 / ISBN : 9784297138899
同人誌を作る。のはいいけれど、DTPソフトは高価で、クリスタは心許ない。
なんて考えていたら、「小説同人誌をTeXで作る」記事がXで流れてきました。
理系論文を読む機会があり、TeX(LaTeX)の存在は知っていたのですが…。
一冊数百円の同人誌を作るため、Adobeに月額数千円を払うのも癪なので、この際「オールカラーイラスト本をTeXで作れるのか」試してみよう!
ということで、入門書を買いつつ、macOSにTeXをインストールしてみました。
TeXはオープンソースの組版ソフト。なので無料です。
かかった値段は(入門書代のみで)4000円弱ほど。
その入門書も中身が充実しており、大満足の買い物でした。愛読書にしよう。
(macOSにインストールする場合はひとつだけ注意点があるものの、感覚としてはPCゲームのMOD導入みたいな感じでした。)
コマンドを入力してテキストベースで組版するので、文章の少ないイラスト本は初心者にうってつけ…(?)と思いたいです。
自分、HTMLとCSSは書いたことあります!それだけですが……それだけです!
それだけでいいソフトであって欲しい。
印刷所に見積もりがてら聞きたいこともありますが、当面は慣れるためにも色々いじってみようと思います!
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20冊の小説同人誌を作った経験から語るTeXの良いところ:https://tadeku.net/94393/
『LaTeX美文書作成入門 改訂第9版』奥村晴彦, 黒木裕介著 / 技術評論社 / ISBN : 9784297138899
岸辺露伴は動かない『ドリッピング画法』の感想
今日は『岸辺露伴は動かない』3巻を読んだ。
『ドリッピング画法』を読みながら、「なんだか『サイコ』みたい!」と思っていたら、作者の荒木先生も同じことを言っていた。
私はヒッチコックの『サイコ』が好きだ。人生で一番繰り返し見た映画だ。
少し違うのは、この『ドリッピング画法』では、危機的状況にいる女性に救いの手が差し伸べられるところだ。
それがすごく嬉しかった。
『サイコ』を何度も見ながら、「どうにかしてこの女性を助けられないか」と思ったものだった。
もう少し冷静に、その男性との関係を見直してみてはどうか。
ひとりで背負わず、誰かに相談してほしい。
そう彼女に言いたかった。
だから、露伴先生が手を差し伸べてくれて、良かった。
それが彼女の人生を救うものではなかったとしても、その事実があった。
それだけで、『サイコ』を見た私としては十分だった。
作者は絶望的な話だと言うが、でも、自分を救いたいと思ってくれた人がいたじゃないか。
彼女にはその一瞬では分からなかったとしても、私にとってはこの回の露伴先生は救いだった。
収録されている他の回、『ブルスケッタ』も良かった。
ジョジョランズも見てるから、「(ジョジョ世界の)ハワイって大変だぜ……」と思いつつ、『ドリッピング画法』も含め、露伴先生の人間的成長が見えて嬉しかった。
あとは、ワニがかわいかったです。
「いやそこワニなんかーい!」っていう。たたむ
#本の紹介・感想
今日は『岸辺露伴は動かない』3巻を読んだ。
『ドリッピング画法』を読みながら、「なんだか『サイコ』みたい!」と思っていたら、作者の荒木先生も同じことを言っていた。
私はヒッチコックの『サイコ』が好きだ。人生で一番繰り返し見た映画だ。
少し違うのは、この『ドリッピング画法』では、危機的状況にいる女性に救いの手が差し伸べられるところだ。
それがすごく嬉しかった。
『サイコ』を何度も見ながら、「どうにかしてこの女性を助けられないか」と思ったものだった。
もう少し冷静に、その男性との関係を見直してみてはどうか。
ひとりで背負わず、誰かに相談してほしい。
そう彼女に言いたかった。
だから、露伴先生が手を差し伸べてくれて、良かった。
それが彼女の人生を救うものではなかったとしても、その事実があった。
それだけで、『サイコ』を見た私としては十分だった。
作者は絶望的な話だと言うが、でも、自分を救いたいと思ってくれた人がいたじゃないか。
彼女にはその一瞬では分からなかったとしても、私にとってはこの回の露伴先生は救いだった。
収録されている他の回、『ブルスケッタ』も良かった。
ジョジョランズも見てるから、「(ジョジョ世界の)ハワイって大変だぜ……」と思いつつ、『ドリッピング画法』も含め、露伴先生の人間的成長が見えて嬉しかった。
あとは、ワニがかわいかったです。
「いやそこワニなんかーい!」っていう。たたむ
#本の紹介・感想
読書メモ『雨の日の心理学:こころのケアがはじまったら』
東畑開人 著、『雨の日の心理学 : こころのケアがはじまったら』を読みました。以下はその感想です。
(本のまえがき部分が、noteで公開されています→https://note.com/kadobun_note/n/nfdb92d1...)
(Amazonのページはこちら→https://amzn.asia/d/hrUmVc1)
タイトルに「雨の日の」とあるのは、元気がないときの、とか、こころの調子が悪いときの、という意味でしょうかね。
私の周りでも、この本に書かれているような、ケアが必要になった場面がありました。ある人の行動が問題になった。
私もおせっかいをしたり、その人の話をきいたりしてはいたのですが、同時に、この小さな環境だけでケアしきれることではないとも思っていました。
結果は結果としてあったのですが、良い結果なのか、悪い結果なのか、今でも分かっていません。
この本を読んで分かったのは、あのとき私は確かにケアをしようとしていたということです。
とにかく私は血の気が多く、喧嘩とあらば喜び勇んで飛び出していくタイプで、そのときも、その問題にぶつかるだけぶつかってみようという気持ちではありました。
実際には、ゆるやかに、おせっかいから始めたつもりですが、周りがどう感じたかは謎です。というのも、周りは既に、その問題については諦観していたからです。(後で、ねぎらいの言葉はかけてもらえました)
こころとこころのやりとりとか、傷と傷のやりとり、というようなこと(私の意訳が入っています)がこの本に書かれていましたが、そのとき、まさにそれが起こっていました。
ケアとして、何の知識もない素人がやったことではありました。客観的に見て、大方の部分において、それが失敗であった可能性は高いでしょう。
でもまさに、私はあのとき、ケアをしようとしていた。
状況として、残された時間は短く、素人ながら、「こころの天候」が急に良くなるなんてことはないと感じていました。だけど、違う誰かがこの人にケアをしてくれるとは、到底思えなかった。
私もこの一点において、孤独ではありました。そして、渦中のその人にとってはこの一連のことは、大変な大嵐であったことでしょう。
感謝もありましたが、困惑もありました。
私はあまりに稚拙でしたし、その上、時間までありませんでした。だけど、そのときできることはここまでであったと、この本を読んで思ったのです。
次のケアがはじまったとき、私は再度、この本を開くでしょう。
また、普段交わしている会話が、もとより相互に行われるケアである、というのも、実感するところではありました。
話が雑多になりました。
とても良い本でした。子育て中の方や、家族の介護をしている方などには特に、有用な発見を与えてくれるものと思います。
また、ここに言う「ケア」に関係がない人でも、読んで癒される部分があると感じます。
離れて住む家族に、この本をプレゼントしようかな。
以上、感想でした。
ではまた。たたむ
#本の紹介・感想
東畑開人 著、『雨の日の心理学 : こころのケアがはじまったら』を読みました。以下はその感想です。
(本のまえがき部分が、noteで公開されています→https://note.com/kadobun_note/n/nfdb92d1...)
(Amazonのページはこちら→https://amzn.asia/d/hrUmVc1)
タイトルに「雨の日の」とあるのは、元気がないときの、とか、こころの調子が悪いときの、という意味でしょうかね。
私の周りでも、この本に書かれているような、ケアが必要になった場面がありました。ある人の行動が問題になった。
私もおせっかいをしたり、その人の話をきいたりしてはいたのですが、同時に、この小さな環境だけでケアしきれることではないとも思っていました。
結果は結果としてあったのですが、良い結果なのか、悪い結果なのか、今でも分かっていません。
この本を読んで分かったのは、あのとき私は確かにケアをしようとしていたということです。
とにかく私は血の気が多く、喧嘩とあらば喜び勇んで飛び出していくタイプで、そのときも、その問題にぶつかるだけぶつかってみようという気持ちではありました。
実際には、ゆるやかに、おせっかいから始めたつもりですが、周りがどう感じたかは謎です。というのも、周りは既に、その問題については諦観していたからです。(後で、ねぎらいの言葉はかけてもらえました)
こころとこころのやりとりとか、傷と傷のやりとり、というようなこと(私の意訳が入っています)がこの本に書かれていましたが、そのとき、まさにそれが起こっていました。
ケアとして、何の知識もない素人がやったことではありました。客観的に見て、大方の部分において、それが失敗であった可能性は高いでしょう。
でもまさに、私はあのとき、ケアをしようとしていた。
状況として、残された時間は短く、素人ながら、「こころの天候」が急に良くなるなんてことはないと感じていました。だけど、違う誰かがこの人にケアをしてくれるとは、到底思えなかった。
私もこの一点において、孤独ではありました。そして、渦中のその人にとってはこの一連のことは、大変な大嵐であったことでしょう。
感謝もありましたが、困惑もありました。
私はあまりに稚拙でしたし、その上、時間までありませんでした。だけど、そのときできることはここまでであったと、この本を読んで思ったのです。
次のケアがはじまったとき、私は再度、この本を開くでしょう。
また、普段交わしている会話が、もとより相互に行われるケアである、というのも、実感するところではありました。
話が雑多になりました。
とても良い本でした。子育て中の方や、家族の介護をしている方などには特に、有用な発見を与えてくれるものと思います。
また、ここに言う「ケア」に関係がない人でも、読んで癒される部分があると感じます。
離れて住む家族に、この本をプレゼントしようかな。
以上、感想でした。
ではまた。たたむ
#本の紹介・感想
2023年振り返り、買ったイラスト参考書、音楽とか
今年はサイトの開設をしたり、オンラインイベントに出たりしました。
みなさんあたたかく見守っていただいてありがとうございました。
私は来年もお絵描きしますので、暇だったらたまに見に来て下さい。
基本的に私は過去の記憶があまりない(し振り返っても特に感慨がない)ので、
振り返り記事は書かないかなと思っていたのですが、
今朝何気なく目に入った「書いた方が良いですよ!」というブロガーの方の言葉を
真に受けてこれを書くことにしました。
まずは、今年買ったイラスト関係の参考書で良かったものでもまとめます。
(発売日順)
一つ目の本は感想を記事にまとめているので割愛します。
『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』は基本的に厚塗りでの解説がされていますが、
厚塗り以外の描き方にも応用できるテクニックがたくさん載っています。
『悪役男性の描き方 : 凄みのあるミドルエイジたち』は、
「筋肉質だけどお腹が出ている男性の体型」について解説があって良かったです。
中高年男性の描き方特化の本で、体型、顔の造形、服装などの作例が載っています。
気になったら本屋とかでチラ見してみて下さい。
音楽で言えば、学生時代からずっと好きなArmin van Buurenが、
今年も変わらずコンスタントに作品を出していて、あまりにも偉いなと思いました。
私も嫌にならない程度にやっていこうと思います。
それではみなさん、良いお年を。
私は新年用のイラストを仕上げます。
また会いましょう。
#今年の振り返り
今年はサイトの開設をしたり、オンラインイベントに出たりしました。
みなさんあたたかく見守っていただいてありがとうございました。
私は来年もお絵描きしますので、暇だったらたまに見に来て下さい。
基本的に私は過去の記憶があまりない(し振り返っても特に感慨がない)ので、
振り返り記事は書かないかなと思っていたのですが、
今朝何気なく目に入った「書いた方が良いですよ!」というブロガーの方の言葉を
真に受けてこれを書くことにしました。
まずは、今年買ったイラスト関係の参考書で良かったものでもまとめます。
(発売日順)
- 『デザイン視点でイラストを描く : 伝えたいことが伝わる29のヒント』mashu著
- 『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』吉田誠治著
- 『悪役男性の描き方 : 凄みのあるミドルエイジたち』Majesty著、金智恵訳
一つ目の本は感想を記事にまとめているので割愛します。
『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』は基本的に厚塗りでの解説がされていますが、
厚塗り以外の描き方にも応用できるテクニックがたくさん載っています。
『悪役男性の描き方 : 凄みのあるミドルエイジたち』は、
「筋肉質だけどお腹が出ている男性の体型」について解説があって良かったです。
中高年男性の描き方特化の本で、体型、顔の造形、服装などの作例が載っています。
気になったら本屋とかでチラ見してみて下さい。
音楽で言えば、学生時代からずっと好きなArmin van Buurenが、
今年も変わらずコンスタントに作品を出していて、あまりにも偉いなと思いました。
私も嫌にならない程度にやっていこうと思います。
それではみなさん、良いお年を。
私は新年用のイラストを仕上げます。
また会いましょう。
#今年の振り返り
『デザイン視点でイラストを描く 伝えたいことが伝わる29のヒント』(mashu 著、玉置淳 監修、マール社)が良かったので紹介。
「デザイン知識をイラストに落とし込む方法」が書かれた本です。
特に、デザインを学んだことのない方におすすめの本です。
デザインを学んだことのある方も、基本に立ち返る本として読めます。
図解多め、文章量少なめで、読みやすいです。
マール社での、この本の紹介ページ(外部リンク)はこちら。
以下にもう少し詳しい感想を記します。
本を読んで、特に「アイディア出し」と「構図」について、そして、
「それらを考えるのに必要なデザインの基礎知識」の解説が参考になりました。
デザインの基礎知識の解説は、実践に移る前の前置きを丁寧に行い、
次にその知識を使った実例を提示する形となっています。
ただ、専門的な学校で授業を受けるよりは、流石に一足飛びになってしまうので、
最初は、「要点をつまみたいけど、要素が多いな〜」と感じるかもしれません。
でも、「この本を読んで興味を持ったから、グラフィックデザインの本を読んでみる」
という動線があり得るので、その点でとても有意義な本です。
私も、「イラストを描くなら、デザインの知識はあった方が良い」と考えています。
必ずしも、デザインの考え方を元にイラストを描く必要はありません。
しかし、デザインを学ぶことによって、イラスト制作において、
「意図しないノイズや不協和音をコントロールする」ことができると思っています。
これについて、この本では『理論』と表されていますが、
理論というのは、かけられた魔法を解いてしまう理屈ではなく、
誰にでも魔法を使えるようにする理屈だと私は考えています。
今回この本を読んで、デザインの基本に立ち返ることができました。
それを頭の隅になんとな〜く置きつつ、うまいことやっていけたらな〜と思います。
余談ですが、この本で一番好きだったのは、
「1年に1枚でも絵を描けばそれは『継続』になるのです。」
と書かれているところです。
なかなかこれを堂々と言ってくれる指南書もない気がします。
のんびりしたところもありつつ、お絵描きの体幹も鍛えてくれる良書だと思います。
気になった方は、ぜひ上記の出版社のサイトから本の内容をチラ見してみてください。
Amazonよりは出版社のサイトの方が、例として載っているページが豊富です。
それではまた。たたむ
#本の紹介・感想
「デザイン知識をイラストに落とし込む方法」が書かれた本です。
特に、デザインを学んだことのない方におすすめの本です。
デザインを学んだことのある方も、基本に立ち返る本として読めます。
図解多め、文章量少なめで、読みやすいです。
マール社での、この本の紹介ページ(外部リンク)はこちら。
以下にもう少し詳しい感想を記します。
本を読んで、特に「アイディア出し」と「構図」について、そして、
「それらを考えるのに必要なデザインの基礎知識」の解説が参考になりました。
デザインの基礎知識の解説は、実践に移る前の前置きを丁寧に行い、
次にその知識を使った実例を提示する形となっています。
ただ、専門的な学校で授業を受けるよりは、流石に一足飛びになってしまうので、
最初は、「要点をつまみたいけど、要素が多いな〜」と感じるかもしれません。
でも、「この本を読んで興味を持ったから、グラフィックデザインの本を読んでみる」
という動線があり得るので、その点でとても有意義な本です。
私も、「イラストを描くなら、デザインの知識はあった方が良い」と考えています。
必ずしも、デザインの考え方を元にイラストを描く必要はありません。
しかし、デザインを学ぶことによって、イラスト制作において、
「意図しないノイズや不協和音をコントロールする」ことができると思っています。
これについて、この本では『理論』と表されていますが、
理論というのは、かけられた魔法を解いてしまう理屈ではなく、
誰にでも魔法を使えるようにする理屈だと私は考えています。
今回この本を読んで、デザインの基本に立ち返ることができました。
それを頭の隅になんとな〜く置きつつ、うまいことやっていけたらな〜と思います。
余談ですが、この本で一番好きだったのは、
「1年に1枚でも絵を描けばそれは『継続』になるのです。」
と書かれているところです。
なかなかこれを堂々と言ってくれる指南書もない気がします。
のんびりしたところもありつつ、お絵描きの体幹も鍛えてくれる良書だと思います。
気になった方は、ぜひ上記の出版社のサイトから本の内容をチラ見してみてください。
Amazonよりは出版社のサイトの方が、例として載っているページが豊富です。
それではまた。たたむ
#本の紹介・感想
ピクスク・ピクブラ等GMW運営サービスへの不正アクセスの件
今回の不正アクセス等について、piyokangoさんのブログ『piyolog』
に情報がまとめられていたので、こちらでシェアします。
詳しい対策の方法や時系列の情報がまとめられていて、参考になりました。
秋の気配がして来ましたね。夏の疲れが出てくる頃なので、ご自愛ください。
今回の不正アクセス等について、piyokangoさんのブログ『piyolog』
に情報がまとめられていたので、こちらでシェアします。
詳しい対策の方法や時系列の情報がまとめられていて、参考になりました。
秋の気配がして来ましたね。夏の疲れが出てくる頃なので、ご自愛ください。
22編の連続しているようなしていないような掌編からなる短編小説。
特筆すべきなのは、「起承転結」や「序破急」の型に薄いことだろうか。
私もそういった小説を(意図せず)書くので、書き手として困る場面、つまり、「話の締め方」についてこの小説をもとに研究してみる。(下に続きます。)
章の最終行の内容の分類としては、以下の5つ。
この中で、使用回数が少ないのは5番「やれやれ系」か。やれやれ系という言葉自体、通じなくなりつつあるかもしれないが。他の人物に呆れる以外にも、「救っちゃいますか、世界。」みたいな感じもこの系統だと思われる。
2番から4番は「行動・心情」とまとめても良いのだが、詳細にした。この中では「呼びかけ」が気の利いた洒落を挟みやすいか。「動作」は少し文章としては硬く、緊迫感も出せそうだ。「願掛け・願い」は、感情の見えなかった人物がやるとより効果的だろう。
1番の「詩的」というのは詩を書いたことがないとなかなか難しいところ。個人的に詩は小説より思想が出る媒体だと思うので、たまにやると解放感がある。
(簡単な)研究は以上。
読んだきっかけは、感想会で円城塔を教えていただいたことにある。その節はありがとうございました。
文章は基本的にしつこくなく、しかし重く、しっとりと湿った石に触れるような感覚。それでいて、温かさがある。
伝えたいことというのは分からなかったが、(人工)知能との距離の取り方は、祈りのように感じた。
さらっと読める気にはならず、じわじわ考えながら読み進めたので、カロリーは高いか。
小説脳(何事も小説っぽく世界を捉えてしまう脳)になりそうなので、しばらくは実用書を読む。
ではまた。たたむ
#本の紹介・感想